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乳がんの手術後


日常生活の注意点

無理をせずに徐々にからだの調子を戻していくようにします

手術が終わって退院するときには、ほとんど身の回りのことができるようになっていますが、無理をしないことが大切です。食事の用意や洗濯、着替えなど自分でできることは、人に頼らず自分でするように心掛け、徐々にからだを戻していくようにします。手術した方の腕を長い時間休まずに使っているとむくんでくることがありますから、注意してください。

からだの調子に自信がついたら、仕事に復帰できます

仕事に復帰できる時期は個人差があり、手術の方法や手術後の治療方針によっても違ってきますが、からだの調子に自信がつき、治療に差し支えがなければ、徐々に仕事に復帰してもかまいません。特別な治療を必要としない場合は、乳房を切除しても、通常、術後1ヵ月位たったら、水泳やゴルフの練習ができるようになってきます。
腋窩リンパ節を取った人や腕の力が入りにくい人は、からだが回復するまで次のことに気を付けてください。

  • できるだけ重たいものは持たないようにし、どうしても持たなければならない時は、手術していない方の腕で持つようにします。買い物の時は、キャリアーを使うのがよいでしょう。
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  • 腕の力が入りにくいと、自転車や自動車のハンドル操作やブレーキ操作に支障をきたすことがありますので、腕の力が十分回復するまで、運転は控えるようにしてください。特に、自転車の運転には注意する必要があります。

  • 腋窩リンパ節を取ると感染に対する抵抗力が低下します。手や指先にけがややけどをしないようにしてください。してしまったときは、念入りに治療しましょう。

手や指の感染を防ぐために(注意例):
  • 手や指先があれないようにハンドクリームなどを塗る。
  • 爪のささくれを無理して切らない。
  • 裁縫のとき、針を指に刺さないように気を付ける。
  • 庭仕事など手があれる作業をするときは手袋をはめる。
  • 虫にさされないように、虫除けなどを使用する。
  • もし、手術した方の腕を使って注射や採血をするときは、針を刺したところを清潔に保つようにする。
監修:順天堂医院 乳腺センター 所長  霞 富士雄




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