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※抗がん剤の副作用について
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化学療法(抗がん剤の投与):抗がん剤の副作用について
抗がん剤の副作用を上手にコントロールするために
どのような副作用が起こりやすいかを、あらかじめよく聞いておきましょう。
投与する抗がん剤によって副作用の種類や程度が違います。まず、ご自分が受ける治療により、どのような副作用が起こりやすいか、どのような対処法があるかを聞いておくことが大切です。あらかじめ副作用に対する心構えができていれば、副作用を乗り越えやすく、ひどい場合でも医師や看護士から適切な指示を受けることができます。副作用がどうしても我慢できないときは、医師や看護士に遠慮なく申し出て、少しでも楽に過ごせる方法を見つけるようにしてください。
また、同じ治療をしていても、副作用のでかたは患者さん一人一人によって違いますから、その状態を把握するために、入院して医師の監督下で治療を受けることも望ましいといえます。
副作用を予防したり、副作用の回復を助ける薬もいろいろ開発されています。
抗がん剤を投与している時に起こる吐き気や嘔吐を効果的に抑える制吐剤や、骨髄障害による白血球減少の回復を早める薬が開発されています。これらの薬を上手に使うことにより、副作用を軽くすることができるようになってきました。
吐き気や食欲不振、口内炎が起こる場合
抗がん剤による治療中は、吐き気や胸やけなどが起こり、食欲が低下することがしばしばあります。制吐剤を投与しても吐き気がひどい場合は、姿勢を変えたり、胃を冷やしたり、冷たい水などでうがいをすると気分が少し楽になります。食欲がないときは、あっさりした冷たい物が食べやすいことが多いですから、このようなものやご自分の好きなものを少しずつ食べるようにします。治療が終われば徐々に回復していきます。口内炎を起こしやすい抗がん剤を投与するときは、口の中を冷やしたり、ブラッシングやうがいをして、ひどくなるのを予防するようにします。
骨髄障害が起こる場合
血液中の白血球や血小板の数を定期的に検査し、数が著明に減少した場合には、薬の投与量を減らしたり、一時中断し、骨髄の回復を待ちながら治療を続けるようにします。白血球数が減少すると感染を起こしやすく、血小板が減少すると出血しやすく、赤血球が減少すると貧血が起こります。高度に減少した場合には、専門家が白血球増加薬(G-CSF)の注射などで対処します。
脱毛しやすい薬の場合
抗がん剤投与による脱毛のほとんどは一時的なものです。薬の投与を中止すれば、半年くらいで自然に生え揃うようになります。脱毛を防ぐ方法(育毛剤、抗がん剤を投与するとき頭を冷却する方法)が考えられていますが、効果があるわけではありません。気になる場合には、帽子やスカーフ、かつらを上手に使うようにします。
その他の副作用
この他、抗がん剤の種類によって腎機能や肝機能への影響が大きいもの、あるいは心臓の障害を起こすものがあります。
乳がんの術後の治療に使われている主な抗がん剤と主な副作用
※CMF療法での使用
★異常があれば、すぐに医師、薬剤師に相談してください。
薬の名前は一般名です。商品名ではありません。
監修:順天堂医院 乳腺センター 所長 霞 富士雄
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