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術後のリハビリテーション

術後のリハビリテーションは、誰にでもできる簡単な動作ばかりです。手術当日から徐々に開始します。乳房切除術を行った場合でも、5~7日後には本格的なリハビリテーションができるようになります。具体的な動作や順序は、手術の方法や指導医によって違いますが、退院までに行う基本的な動作について示しておきます。

どのような手術を受けた方でも、手術当日から2日目まで行ってください

  • 手術当日

    手術当日

    手術当日から手指を動かしたり、肘を少し曲げる運動を行うようにします。
    大きい静脈の血栓症を防止するために、脚部・足部の屈曲、進展も行ってください。

  • 手術翌日

    手術翌日

    通常、午前中に歩行や洗面、食事ができるようになります。腕を45~60度の角度まで、前後左右に上げたり、手を腰にもっていくようにします。

  • 手術2日目から

    手術後2日目から

    どんどん体力が回復しますから、手術した腕を徐々に活発に動かすようにします。最初は無理せず、腕の動きは肩までの高さにとどめ、なるべく自然に動かすようにします。

    髪の毛は自分でとかし、歯みがきや寝まきの着替えも自分で行うようにします。

  • 手術5~7日後

    センチネルリンパ節生検だけで終わった方は、次のようなリハビリを手術3日後から、 腋窩リンパ節郭清を受けた方は手術5~7日後から行ってください。
    壁のぼり運動、肘上げ運動、背中かき運動

    排液ドレーンが外されて、本格的なリハビリテーションができるようになります。

退院までにできるようになっておきたいこと

退院までにできるようになっておきたいこと

前方に腕が90度以上あがるようになれば、リハビリテーションの第一段階は成功です。120度以上あげられるようになれば、家に帰っても身の回りのことはほとんどできます。

※リハビリテーションの具体的な方法については、手術前または手術後にご説明します。

監修:順天堂医院 乳腺センター 霞 富士雄