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治療法を決めるためのステップ

あなたにとって最善の治療を行うために、医師からは次のような説明があります。分からないこと、疑問に思うこと、納得できないこと、ご自分のご希望があれば、その都度、お話しください。

治療前の検査結果の説明

  • 治療前に診断できたしこりの場所と大きさ
  • 予測される乳房内と乳房外のがんの拡がり具合
  • 組織型、悪性度、転移の有無や全身状態
    など

乳がん治療に関する基本的な説明

  • 乳がん治療の考え方
  • 手術を考える前に化学療法やホルモン療法※を行う必要があるか、その際に組み合わせる薬剤の種類と方法、治療スケジュール
  • 手術の目的、手術の必要性
    など

手術前を治療を行った場合:治療効果の説明

  • 手術前に行った化学両方やホルモン療法※でどの程度の効果が得られたのか、がんの拡がりや転移の状態がどの程度改善したか
    など

今後予定される手術の説明

  • 乳がんの手術法にはどのようなものがあるか、各手術法の良い点と悪い点、あなたに適していると考えられる手術法とその理由
  • 別の手術法や治療法を選んだときに予測される問題点と治療成績
  • 手術中や手術後の病理診断により手術法が変更になる可能性
  • 手術後の経過と、手術後に予測される合併症
    など

手術後の検査結果の説明

手術で切除した組織の病理診断の結果 (病理診断によるがんの拡がり、がん細胞の性質、悪性度、転移の有無、がんが残っている可能性、など)

手術後の治療方針についての説明

  • 理診断をもとにした手術後の治療方針
    →手術後の治療(化学療法、ホルモン療法※、放射線療法など)の必要性の有無
  • 選択できる治療法とその効果、副作用、治療期間
  • あなたに適していると考えられる治療法
  • 別の治療法を行ったときに予測される問題点と治療成績
  • 手術後の検査スケジュール
    など

※ホルモン療法:正確には抗ホルモン療法。内分泌療法ともいいます。

通常、手術後の入院期間は1週間程度ですが、手術法や手術後の回復状況によって多少違います。手術前に化学療法やホルモン療法(内分泌療法)を行うことがありますので、治療法が決まったら、治療スケジュールをあらかじめ聞いておき、準備を整えておくようにしてください。

監修:順天堂医院 乳腺センター 霞 富士雄