まずはご自身の乳房の状態をよく知ることが大切です。入浴や着替えのときなど、日頃から乳房を見て、触って、感じるようにしましょう。そうすることで、初めて乳房の変化に気づけるようになります。もし、乳房のしこりやひきつれ、乳頭からの分泌物、乳頭や乳輪のただれなどの変化に気づいたら、すぐに医療機関を受診しましょう。

また、40歳以上の女性は、2年に1回の乳がん検診を受けることも大切です。日頃からご自身の乳房を意識した生活習慣を身につけましょう。

監修：大谷しょういちろう乳腺クリニック院長大谷彰一郎先生（元広島市立広島市民病院乳腺外科）