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遺伝子多型って何ですか?

ひとりひとりのDNAの構造を詳しくみると、わずかながら個人差がみられ、これを「バリアント」とよんでいます。遺伝子のバリアントのうち、病気に関係しないバリアントを「遺伝子多型」とよんでいます。つまり、遺伝子多型とは病気に関係がないと考えられる遺伝子上の個人差と言うことができます。
遺伝学的検査で「遺伝子多型」と判定された場合は、その遺伝子のバリアントが病的な変異でないことを示しています。また、「遺伝子多型の可能性」と判定された場合は、その遺伝子のバリアントが病的な変異でない可能性が高いことを示しています。

※バリアント:遺伝子の多様性を意味する言葉で、病気に関係する「病的変異」と、病気に関係しない「遺伝子多型」が含まれます。