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乳がん患者さんのうち、7~10%は遺伝性乳がんであるといわれており、遺伝性乳がんかどうかは、遺伝子を調べることで判明し、その調べる方法はいくつかあります。
2020年4月より、下記の条件のうち1つでもあてはまる乳がん患者さんの場合は、一定の条件を満たしていれば、特定の医療機関においてBRCA遺伝学的検査を保険診療で受けられるようになりました。

遺伝学的検査でわかる遺伝性乳がん | 乳がんのタイプを知らない | 乳がんと診断されたかた | 乳がん.jp *父母、兄弟姉妹、異母・異父の兄弟姉妹、子ども、おい・めい、父方あるいは母方のおじ・おば・祖父・祖母、大おじ・大おば、いとこ、孫などが含まれます
†遺伝子の変異
一般社団法人 日本乳癌学会 将来検討委員会,HBOC 診療ワーキンググループ 規約委員会.「遺伝性乳がん卵巣がん症候群の保険診療に関する手引き」2020.04.01より作成(2021年6月時点の情報)

遺伝性乳がんのうち、58%を占めているのが「遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)」と呼ばれる乳がんです。HBOCのかたは、そうではないかたとは治療方針が異なりますので、ご自分の乳がんが遺伝性のものなのかどうか気になるかたは、医師に相談してみてはいかがでしょうか。

遺伝性乳がんに関する詳細は、遺伝性乳がんのページをご覧ください。

※Kauff ND. Management of BRCA-Negative Hereditary Breast Cancer Families. Hereditary Breast Cancer. Isaacs C. CRC Press, New York, 2007; 311-318.
‡Tung N, et al. J Clin Oncol. 2016; 34(13): 1460-1468.

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