手術の前に
術式の選択
トリプルネガティブ乳がん
乳がんの標準的な手術方法には、「乳房温存手術」と「乳房全切除術」があります。患者さんのがんの状態や性質、患者さん自身の希望を踏まえ、術式が決定されます。
ただし、遺伝性乳がん(HBOC)の場合は、術後の放射線療法による二次がん発生リスクが懸念されることから、患者さんが乳房温存手術を強く希望する場合以外は、乳房全切除術を行うことが勧められています。