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よくある質問

検査について ( 現在1件目から10件目まで表示しています [全件:17件] )

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Q01

乳がん検診の受診のタイミング

市の検診の受診タイミングは生理中や生理前は止めたほうがよいですか?
A01
月経前は女性ホルモンの影響で乳腺への血流が増し、乳腺組織も増殖傾向にあるので、全体に乳腺が腫れているように触診では感じられます。またマンモグラフィや超音波検査でわかりにくいことがあるので、月経後がおすすめです。
(回答者:国立病院機構九州がんセンター 乳腺科 中村吉昭先生/大野真司先生)
Q02

検査を受けるタイミングについて

精密検査を受ける前日に生理が始まってしまいました。この場合、精密検査を受けることができますか? それとも生理後に精密検査を受けた方が好いでしょうか?
A02
生理後の方が、乳房の張りが減っていて、マンモグラフィ、超音波検査、MRI画像などわかりやすいので、生理後のほうがおすすめです。担当医とご相談ください。
(回答者:国立病院機構九州がんセンター 乳腺科 中村吉昭先生 大野真司先生)
Q03

適切な検査とは?

2年前にのう胞があると診断されました。今後の検診ではX線とエコー検査のどちらを受けた方が良いのでしょうか?
A03
のう胞とは乳腺症の一種で、中に液が溜まって袋状になり大きくなったもので、良性の腫瘤です。しこりの形や境目部分の性状などで、良性か悪性かの判断をするのですが、エコー検査のほうがX線(マンモグラフィ)よりのう胞自体の変化はとらえやすいと考えられます。のう胞であるという確定診断がついていない場合など悪性の心配があるならば、今後の検診はX線とエコー検査の併用をおすすめします。
(回答者:国立病院機構九州がんセンター 乳腺科 中村吉昭先生 大野真司先生)
Q04

乳がん発症後婦人科検診について

乳がんの発病に強く関連する遺伝子は、卵巣がんにも関連しているとのことですが、乳がん発症後婦人科検診はどれくらいの間隔で受けたほうが良いのでしょうか?
A04
乳がんには、遺伝が関係しているものとそうでないものがあります。遺伝性乳がんの原因の約半分は、BRCA1やBRCA2遺伝子の異常によるものと言われ、この異常は若年発症の乳がんや卵巣がんが多く見られる家系において高い確率で見つかります。抗エストロゲン剤を服用するホルモン療法中の乳がんの患者さんが、子宮体がんを発症する危険性はそうでない人の2~4倍と言われています。そのため半年から1年毎の婦人科受診をおすすめしています。卵巣がんに対しては、定期検診の有用性は実証されていません。婦人科受診をされる際に子宮がん検診だけでなく、卵巣がんについてもご相談ください。
(回答者:国立病院機構九州がんセンター 乳腺科 中村吉昭先生 大野真司先生)
Q05

胸の大きさとマンモグラフィについて

胸がとても小さい場合、マンモグラフィ検査ができないこともあるのでしょうか?
A05
マンモグラフィ検査ではより診断しやすい写真を撮るために、乳房をできるだけ引っ張り圧迫版という薄い板で乳房を挟み圧し広げて撮影します。胸がとても小さくても、専門の乳がん検診機関や治療機関の撮影技師なら問題なく実施可能です。
(回答者:国立病院機構九州がんセンター 乳腺科 中村吉昭先生 大野真司先生)
Q06

細胞診と痛みについて

細胞診の痛みは実際どのくらいでしょうか?(採血程度の痛みと先生はおっしゃいましたが)
A06
細胞診は採血と同じくらいの太さの細い針を用いて行います。血管を刺すのではないので、痛みは採血程度かそれ以下と考えられます。つまり局所麻酔は不要です。
(回答者:国立病院機構九州がんセンター 乳腺科 中村吉昭先生 大野真司先生)
Q07

遺伝子検査について

取った細胞で遺伝子検査もあるとのことですが、今あるデータだけでは不十分でしょうか? 数十万円も費用がかかると言われていますが、遺伝子検査を受けておいたほうがよいのでしょうか?
A07
術後化学療法を行うかどうかの判断をする際に役立つことを期待されている遺伝子検査ですが、現在よく行われている薬物療法を投与したうえでのデータはありません。健康保険の適用外で費用が約40万円かかります。あるタイプの乳がんにのみ利用できる検査なので、この遺伝子検査を受けられるメリット、デメリットについてよく担当医と相談されることをお勧めします。
(回答者:国立病院機構九州がんセンター 乳腺科 中村吉昭先生/大野真司先生)
Q08

良性悪性の判断

しこりがあり、その後マンモグラフィ検査・超音波検査を受けました。それだけで、良性か悪性かわかるのでしょうか?
A08
マンモグラフィ検査では、触診でわからない程度の小さなしこりや石灰化の有無・質を確認できるので良性か悪性かの区別がある程度できると考えられています。しかし40歳未満では乳腺が発達しているためマンモグラフィ検査で乳腺の異常を発見することが難しいことがあります。このような場合には超音波検査の方が異常を発見しやすいことがあります。現在、最終的な良性か悪性かの判断は、組織を採取した病理診断で行っており、マンモグラフィ検査と超音波検査だけでは良性か悪性かを判断することはありません。
(回答者:国立病院機構九州がんセンター乳腺科 中村吉昭先生/大野真司先生)
Q09

検査方法

若い人はマンモグラフィよりもエコーによる検診のほうが有効とのことですが、なぜですか? また「若い」とは何歳くらいまでのことをいうのでしょうか?
A09
一般的にマンモグラフィ検診で「若い」といわれる年齢は40歳未満の人を指しています。40歳未満では乳腺が発達しているためマンモグラフィ検診を受けても乳腺の異常がわかりにくく、エコー検診の方が異常を発見しやすい場合があります。しかし現時点ではエコー検診の方がマンモグラフィよりも有効だという根拠がありません。
  「NCCN(全米総合がん情報ネットワーク)の乳癌スクリーニング・診断ガイドライン(米国)」では、しこりのある30歳未満の人には最初の画像診断としてエコー検査を勧め、しこりのない異常乳頭分泌のある人にはマンモグラフィを勧めています。
(回答者:国立病院機構九州がんセンター乳腺科 中村吉昭先生/大野真司先生)
Q10

マンモグラフィ

マンモグラフィ検査で「構築の乱れ」という結果が出ました。これは乳がんということなのでしょうか?
A10
マンモグラフィ検査では、腫瘤(しゅりゅう:『しこり』のこと)は明らかではないが正常な乳腺の構築が歪んでいるものを「構築の乱れ」と表現しています。これは該当の部位に手術を受けたことがない場合、がんの存在を疑う所見です。超音波検査・MRI検査・組織検査を行い、乳がんかそうでないかを精密に検査することをお勧めします。
(回答者:国立病院機構九州がんセンター乳腺科 中村吉昭先生/大野真司先生)
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