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よくある質問

術後の治療、生活について ( 現在1件目から10件目まで表示しています [全件:19件] )

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Q01

5年の術後療法終了後について

5年間毎日飲み続けてきた薬が終わり、すぐやめてしまうと体調が悪くなったりしませんか?(めまい・ふらつき・他にもいろいろと)長く飲み続けてきた薬は少しずつ減らしていった方が体への負担が少ないのではないかと思います
A01
5年間毎日飲み続けた薬とはホルモン療法薬だと思います。 エストロゲンがアロマターゼ阻害剤(AI)の中止で急激に増える(リバウンド)ことは考えにくく、5年間の服用後の副作用で体調が悪くなった報告はみかけません。また長期服用後の漸減の必要性は、論文やデータにもなく、ホルモン療法の際は必要ないと考えられます。
(回答者:国立病院機構九州がんセンター 乳腺科中村吉昭先生 大野真司先生)
Q02

術後治療の終了とその後の検診について

術後5年でホルモン剤も卒業しました。その後の検診スケジュールも医師から聞きましたが、いつまで続けるのでしょうか?
A02
乳がんの再発は術後2~3年間が最も多く、その後年々再発の危険は減っていきます。しかし、術後10年を過ぎてもなお再発・転移することがあります。そのため、術後5年目以降は毎年1回ぐらい受診し、適宜必要な検査を受けることが大切です。
(回答者:国立病院機構九州がんセンター 乳腺科 中村吉昭先生/大野真司先生)
Q03

乳がんの治療と仕事

乳がんになっても仕事を続けることはできますか?
A03
乳がんの治療は、手術や薬物療法、放射線治療などで入院が必要な場合はありますが、基本的には家庭生活や仕事などの社会生活に復帰することができます。また、医療者側もできる限り患者さんが仕事を継続できるようサポートができればと思っています。薬物療法、放射線治療による副作用などで仕事がつらいときがあるかもしれませんが、よく担当医と相談してください。
(回答者:国立病院機構九州がんセンター 乳腺科 中村吉昭先生/大野真司先生)
Q04

乳がん治療の子供への影響

乳房温存療法の手術後2年が経過しています。化学療法や放射線療法もしていませんが、子供が産まれ母乳育児をしたいのですが、患側はどのようにしたら良いのでしょうか?子供への影響や、予後にも何か影響があるのかどうか教えてください。
A04
患側から母乳が出るのであれば、母乳育児は何ら問題ありません。授乳が予後に影響するという証拠もでていませんし、子供への影響も無いと考えられます。
(回答者:国立病院機構九州がんセンター 乳腺科  中村吉昭先生/大野真司先生)
Q05

乳房再建後の注意点

乳房再建の術後に気をつけなければならない点はなんですか?
A05
乳房再建の有無に関わらず、乳癌術後には再発がないかどうか定期的な検査が必要です。再建術をされた場合は、術式により若干注意点が異なり、例えば、エキスパンダーが入っている場合、MRI検査は受けられません。その他、インプラント法の場合は変形・破損の可能性がありますし、自家組織移植法の場合は、太ったり痩せたりすると、左右の乳房の大きさが合わなくなることがありますので、整容性を保つために自己管理も必要です。
(回答者:国立病院機構九州がんセンター 乳腺科  中村吉昭先生/大野真司先生)
Q06

手術後の治療について

乳房温存手術後、放射線、化学療法などの治療はいつ頃までに開始したほうがいいのでしょうか?
A06
乳房温存手術後、放射線治療だけを行う場合は、手術の傷がよくなった時点で直ちに始めるのが一般的なので、手術後2ヶ月くらいまでに開始していることが多いです。また放射線治療と化学療法(抗がん剤治療)の両方を受けられる場合は、副作用の問題から、原則同時には行ないません。遠隔転移を減らす目的で数ヶ月間の化学療法を先に行い、その後に副作用が落ち着いた時点で放射線治療を始めることが多いです。手術後の病理検査の結果がでて、それに基づく適切な化学療法(3~6ヶ月間)を行うので、化学療法は手術後1ヶ月、放射線治療は手術後おおよそ4~7ヶ月で開始することが多いと思います。
(回答者:国立病院機構九州がんセンター 乳腺科 中村吉昭先生 大野真司先生)
Q07

術後のリハビリ体操や関節体操について

3年程前に乳癌の全摘手術を受けホルモン治療を受けています。最近になって手術の後がつっぱった感じがしてピリピリした痛みを感じます。リハビリ体操や関節体操を初めても大丈夫でしょうか?効果は得られえるでしょうか?
A07
一般的には術後早期からリハビリテーションをはじめ、術後3~6ヶ月ごろには「術前」の状態になっていることを目標にします。3年程たって肩関節のつっぱり・痛みにより肩関節の機能低下があるなら、担当医と相談し、専門の理学療法士とともにリハビリ体操などの対処が必要かどうかをみてもらうことをおすすめします。効果の得られる度合いも個々の患者さんで異なります。また、手術を受けたことによる恒常的な痛みは、術後数ヶ月で和らぐことが多いですが、術創がケロイドなどになりつっぱりがある場合や神経痛のようにきりきりした感覚の痛みや鈍痛があるときも担当医と相談し、麻酔科やペインクリニックに紹介してもらう方法もあります。
(回答者:国立病院機構九州がんセンター 乳腺科 中村吉昭先生 大野真司先生)
Q08

リンパ節切除後の生活について

各種検査をした結果、手術の際にはわきの下のリンパ節をレベルⅡまで切除することになると説明されました。このレベルまでリンパ節を切除した場合、どのような後遺症があるでしょうか?(感染症、手の使い方など) ペットと今まで通り接することは可能でしょうか?
A08
主な後遺症としては、リンパ浮腫や術創の痛みなどがあります。リンパ浮腫とは、リンパ節郭清(切除)が原因でリンパ液の流れが悪くなり、リンパ液が貯まって腕が腫れた状態になることです。術後に浮腫が見られなかったり、軽い症状であっても、細菌感染が原因で浮腫の発症や悪化を引き起こす可能性もあるので、手術をした側の腕には鍼、灸や強いマッサージは絶対に行わないようにしてください。ペットと接するのは可能ですが、ケガをしないように気をつけてください。
(回答者:国立病院機構九州がんセンター 乳腺科 中村吉昭先生 大野真司先生)
Q09

抗がん剤の使用方法について

一度はがんを小さくすることができた抗がん剤を、再度使用することはないのでしょうか?
A09
あります。たとえば術前にアントラサイクリン系の治療薬を4回投与で効果があり、手術をしたが、術後に再発したときには、効果があった治療薬を再び投与することがあります。タキサン系の治療薬でも同様です。しかしながら、再発に対して最初は効果があっても、その後進行してきた乳がんには効かない可能性があることや、特に化学療法剤では同じ薬剤を何度も使用することで、総量が増え、その薬剤の蓄積による毒性が増す危険性があることから、同じ抗がん剤を再度使用しないことが多いです。再使用するかどうかを担当医と確認されることをおすすめします。
(回答者:国立病院機構九州がんセンター 乳腺科 中村吉昭先生 大野真司先生)
Q10

化学療法の実施時期について

手術前に化学療法を行った場合、手術後には必要ないのでしょうか?
A10
現在、あらかじめ計画された術前化学療法を行った場合、術後には化学療法を行わず、ホルモン感受性のあるときはホルモン療法を、HER2陽性の場合は手術後1年間の抗HER2療法を行うというのが現在の標準治療です。
(回答者:国立病院機構九州がんセンター 乳腺科 中村吉昭先生 大野真司先生)
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