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よくある質問

再発・転移について ( 現在1件目から10件目まで表示しています [全件:11件] )

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Q01

再発時の治療について

8月に再発と診断され、ホルモン剤を服用しています。現在再発巣の大きさに変化はありませんでした。しかしホルモン剤は継続して飲むように言われています。化学療法やその他の薬に変更しなくてよいですか?
A01
再発時にホルモン療法からはじめて、腫瘍が縮小または変化が無い場合には、効果があると考えてそのまま継続します。腫瘍が増大した場合、まずホルモン剤を2-3種類変更しますが、肺、肝、脳などの内臓に転移があってしかも症状が出てくるようになった場合は、化学療法へ変更を考慮します。
(回答者:国立病院機構九州がんセンター 乳腺科中村吉昭先生 大野真司先生)
Q02

再発時の治療について

再発治療中に、一度治療を中止しています。その後再開するときの注意点などがあれば教えてください。
A02
一度中止した理由にもよりますが、もし副作用で中止しているのならば中止した際の症状が再開したときに出ないかどうか気をつけることは大切です。また、中止したお薬とは異なるものを使用する時はその新しいお薬により出現しそうな副作用について知っておくことも重要です。
(回答者:国立病院機構九州がんセンター 乳腺科中村吉昭先生 大野真司先生)
Q03

再発時の治療について

再発時の治療について、化学療法剤と内分泌療法剤の両方を一緒にした方が効果があるのでしょうか?
A03
欧米のデータで両方でも単独でも効果に差はなかったことが明らかになっています。再発時は、副作用が許容できる範囲の量を使用してがんと共存することを治療の目的としていますので、再発までの期間、再発部位、年齢、腫瘍のホルモンレセプターなどにより、化学療法、内分泌療法のいずれかを選択します。
(回答者:国立病院機構九州がんセンター 乳腺科中村吉昭先生 大野真司先生)
Q04

再発時の治療の継続について

再発治療を受けています。化学療法で1つの癌に変化はないのですが、もう1つが 少し大きくなりました。今の治療を続けるべきですか?それとも次の化学療法を受けるべきでしょうか?
A04
変化がないものと大きくなったものとがどのくらい重要かによっても異なります。また大きくなった程度にもかかわってきます。もう少し続けてよい場合もありますので、主治医と相談してみてください。
(回答者:国立病院機構九州がんセンター 乳腺科 中村吉昭先生/大野真司先生)
Q05

再発後の治療について

術後7年が経過し、定期検診で再発がみつかりました。2年前まで毎日飲んでいたホルモン剤をもう1度使用することもあるのでしょうか?
A05
2年前と現在の閉経状態にもよりますが、服用していたホルモン剤が効いていたと考えて2年前のときと同じものを使用することもあります。再発前5年間、抗エストロゲン製剤を服用していた場合、現在閉経後の患者さんであれば、アロマターゼ阻害剤(AI)を使用することが多いです。AIの中でも非ステロイド性とステロイド性のいずれかを服用されていた場合は、違うほうのAIを使用するやり方もあります。担当医とご相談ください。
(回答者:国立病院機構九州がんセンター 乳腺科 中村吉昭先生/大野真司先生)
Q06

再発後のホルモン剤の服用方法について

再発したため、別のホルモン剤を服用し始めました。しかし今服用しているホルモン剤は、同じグループのホルモン剤のようです。それでも効くのでしょうか?
A06
ホルモン療法で同じグループと言われているのは、抗エストロゲン剤のグループの治療薬や、アロマターゼ阻害剤(AI)のグループの治療薬のことだと思われます。AIのなかでは非ステロイド性の治療薬とステロイド性の治療薬は違います。再発では同じグループでも2番目に投与されたものに効果があったという報告がいくつもあります。
(回答者:国立病院機構九州がんセンター 乳腺科 中村吉昭先生 大野真司先生)
Q07

再発後の手術について

再発したところも手術で取った方がよいのでしょうか?
A07
再発したところを手術で取った方がよいと考えられるのは、胸や腋などの局所再発である場合です。肺、肝、骨、脳などの「遠隔転移」の場合は、見つかった場所以外にもがん細胞が潜んでいると考え、手術で目に見える部分のみを切除しても身体に負担をかけるだけでメリットが少ないと考えられます。薬物療法による全身治療が基本です。ただし、局所治療として手術を選択したほうが症状緩和、QOLの改善、生存期間の延長を期待できる場合もありますので、担当医と治療方針をよく相談してください。
(回答者:国立病院機構九州がんセンター 乳腺科 中村吉昭先生/大野真司先生)
Q08

乳がん骨転移と予後について

骨転移した場合の予後はどうなのでしょうか?
A08
以前は骨転移した患者さんの平均の生存期間は数年と言われていました。しかし、最近は薬物療法が進歩したため、比較的長い間元気に過ごすことができる人もたくさんおられます。治療としてはQOLの低下にもつながる骨転移による痛み・骨折・高カルシウム血症などの合併症予防と生存率改善のためにビスフォスホネート製剤を使用します。放射線治療も痛みの緩和や骨折の予防に有効です。さらに最近では、放射性同位元素の塩化ストロンチウムを用いた治療法があります。
(回答者:国立病院機構九州がんセンター 乳腺科 中村吉昭先生/大野真司先生)
Q09

再発・転移

術後の再発や転移はどのように発見されますか?症状などはありますか?
A09
温存した乳房内や胸壁への再発・転移、腋窩(わきの下)から頸部のリンパ節への転移では、しこり(腫瘤)が出現して発見されることが多いです。早期に発見するためにはマンモグラフィ検査や定期的な診察を受けることが大切です。
 その他、乳がんが転移しやすい臓器としては骨・肝臓・肺・脳などが挙げられます。
骨転移では持続する骨の痛みという症状で始まることが多く、進行すると骨折を起こしたり高カルシウム血症という状態になったりします。骨シンチグラフィ・レントゲン検査・MRI検査で調べます。
 肝転移ではなかなか症状が出現しません。進行すると肝機能障害・食欲不振・黄疸が出現します。超音波検査やCT検査で発見されます。
 肺転移が進行すると頑固な咳・息切れ・息苦しさなどの症状が出現します。胸部レントゲンやCT検査で発見されます。
 脳転移ではめまい・頭痛・吐き気・視野が狭くなる・歩行困難などの症状が出現します。MRI検査やCT検査で発見されます。
(回答者:国立病院機構九州がんセンター乳腺科 中村吉昭先生/大野真司先生)
Q10

乳がんの再発

片方の乳房を切除しても、もう片方に再発することって、ありますか?
A10
乳房を切除した後に、もう片方の乳房に乳がんが発生することもあります。しかしこれは再発したのではなく、新しいがんができたと考えられます。
50 歳以上ではマンモグラフィー検診によって、乳がんによる死亡率が減少できることが明らかになっています。そのため片方の乳房を切除したでも定期検査として、1 年に1 度、切除していない乳房のマンモグラフィー検診を受け早期発見につとめることが大切です。
(回答者:国立病院機構九州がんセンター乳腺科 中村吉昭先生/大野真司先生)
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